花炭工房 フップの森は
人々の暮らしに、自然の
癒しと快適さを提供したい
という思いを込めて
北海道・弟子屈町の森で採れた
木の実などの花炭を製作しています。
植物を炭にしたもの。
室町時代の頃から【飾り炭】として
優雅なものと親しまれ
500年もの歴史ある物です。
炭は主に「消臭」、「調湿」、「空気浄化」
等の効果が期待できます。
炭の構造は多孔質という
無数の極めて小さな孔(あな)が
空いており、この孔に
空気中の汚れや匂いの物質が
取り込まれ、吸着されます。
乾燥すると物質を放出する
という特徴があるので
天日干しして繰り返し
使うことが出来ます。
きっかけは、雪の中に
ポツンと落ちた
松ぼっくりとの出会い
今まで気に留めていなかった
松ぼっくりが、白い雪の中で
花のように見え、綺麗で
可愛らしいと思いました。
その姿を何か違う形で
残せないか、と思い
花炭という物を知りました。
松ぼっくりの花炭を
机の上に置いて見ていると
自然と共に暮らしている事を
日々感じさせてくれます。
日々の生活に自然と馴染む
漆黒の花炭。
炭の香り、自然の造形美
北海道の森の癒しを
是非、ご自宅で感じてみてください。
製作には、強い火力が必要。
落枝を燃やして
製作しています。
役目を終えた松ぼっくりが
炭として人々の暮らしの
彩となり、最後には
土に還り自然の栄養
になります。
無駄のない、気持ちのよい
循環から生まれた花炭です。
植物と火、人が出会い
新たなエネルギーとなる。
そのエネルギーが
新たな出会いを生み
また循環していきます。
大切な人との
出会いや別れの
贈り物にもどうぞ。